「今から間に合う!」スポーツ業界を目指す大学2~3年生におすすめの資格7選

皆さまは、「スポーツ業界の仕事」と聞いて、何を思い浮かべますか?

スポーツ業界の仕事は、プロスポーツ関係の仕事やスポーツ用品に関わる仕事、スポーツを指導する仕事など、多岐に渡ります。

スポーツ業界は非常に多くの人の基に成り立っており、将来スポーツ業界で仕事がしたいと考えている方も多いでしょう。
中には、「大学に入学してからスポーツ業界を目指すようになった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スポーツ業界に就職するためには、資格が必須、あるいは資格を持っていると有利になるケースがあります。
そこで本コラムでは、大学2・3年生の方におすすめしたい、今からでも取得可能なスポーツ業界で活かせる資格を7つご紹介します。

スポーツ業界の仕事

前述した通り、スポーツ業界の仕事の種類は非常に沢山あります。
そのため将来スポーツ業界に就きたいと考えている方は、自身がやりたいことはスポーツ業界の中でもどのようなものなのかを考える必要があります。

今回は、インストラクター、クラブマネジメント、スポーツ栄養士、部活動指導員の4つの仕事を中心として、資格の紹介をしていきます。

スポーツインストラクター

インストラクターとは、特定の技術や知識をわかりやすく指導する人、「指導員」のことを指します。
つまり、スポーツインストラクターとは、スポーツジムやフィットネスクラブなどで指導を行う職業です。

スポーツインストラクターの特徴として、初心者からベテランまで、その人のレベルにあった指導をおこなう必要があります。
施設利用者へのトレーニング指導から、それぞれに合ったトレーニングメニューの作成、マシンの点検やメンテナンスなどが主な仕事内容です。

今回は、スポーツインストラクターに関する資格の中でも、国際的に知名度がある2つをご紹介します。

①NESTAーPFT

NESTA-PFT」(ネスタ ピーエフティ―)は、アメリカに本拠地を置くトレーナー・インストラクターの資格認定団体「NESTA」が発行しているパーソナルトレーナーの資格です。

NESTAでは、パーソナルトレーナーに必要なスキルはフィットネス・ウエルネスに関する知識や実践できる力に留まらず、広報活動や管理業務、接客活動などのビジネススキルまで当てはまるとしています。
このように、トレーニングに関する知識やビジネススキルなど、幅広い能力を身につけたNEFTAが目指すプロフェッショナルに当てはまる素質のある人が、NEFTA‐PFTとして認定されます。

認定試験の受験には、専用テキストの購入、高等学校卒業以上であることなどが求められます。

また、パーソナルトレーナー・インストラクターの資格受験では実務経験があることが要件とされることが多いですが、
NESTA‐PFTは実務経験がない方でも、NESTAが認定している講座を受講することで受験資格を満たすことができます。

②NSCAーCPT

NSCAーCPT」は、アメリカに本部を置く「NSCA」という団体が発行するパーソナルトレーナーの資格です。

NSCAは「National Strength and Conditioning Association」の略であり、ストレングス&コンディショニングの世界的脅威として、研究に裏付けられた知識の普及と、その健康やスポーツ現場への応用を支援している団体です。

NSCAでは、ストレングスとは筋力やパワー、持久力だけではなく、スピードやバランス、コーディネーションなどにも関わる筋の機能であり、
コンディショニングとは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることだと考えています。

NSCAの認定試験では、エクササイズやトレーニングに関する正しいテクニックなどを問う問題や、クライアント一人一人に寄り添ったプログラムの企画に必要な知識などが問われます。

NSCAーCPTの受験には年齢(満18歳)や高校を卒業しているという条件の他に、NSCAジャパンの会員であることや、CPR/AEDの講習会に参加して有効な資格認定者になる必要があります。

NESTAーPFTとNSCAーCPTの違い

「NESTAーPFT」と「NSCAーCPT」は名前が似ていることや、発行する団体の本拠地がアメリカにありどちらも海外で通用する資格であるなど、共通点がみられます。
この2つは具体的にどのようなところが異なるのでしょうか。

【内容・身に付くスキルの違い】
一番大きな違いは、ビジネス的なスキルの有無です。

NESTAーPFTでは、トレーニング理論だけではなくビジネス理論も総合して学ぶことができます。
一方NSCA-CPTは、パーソナルトレーナーとして指導するために必要なスキルを中心的に学びます。

将来独立も見据えながら、スポーツインストラクターとして経営の面からも携わりたいと考える方はNESTAーPFT
科学的根拠に基づいた、一般の人からアスリートまで幅広い人に寄り添える指導者としてのスキルを伸ばしたい方はNSCAーCPTの取得を目指すことがおすすめです。

【資格更新の違い】
資格の有効期間も異なります。

NESTAーPFTは、資格を取得してから4年間が有効期間であり、更新するには講習会やセミナーを受講する必要があります。

一方で、NSCAーCPTは取得した年月に関わらず資格の有効期限が定められており、世界共通の3年ごとに定められています。
NSCAーCPT資格を更新するためには、有効期限までに必要なCEU(単位)を取得し、申請を行う必要があります。

ピラティスインストラクター

近年人気が急上昇しているピラティス。
人気の拡大に伴い、インストラクターの需要も増加しています。

ピラティスインストラクターになるために資格は必須ではありませんが、資格の勉強を通じて正しい指導法を身に付けることができ、
資格を取得することで就職活動に活かせたり、お客様からの信頼を得ることができます。

本記事では、世界的に有名なピラティスインストラクターの資格をご紹介します。

③STOTT PILATES公認 インストラクター資格

STOTT PILATES」は、カナダのトロントで立ち上げられたピラティスの教育団体です。
世界100カ国以上、約50,000人のインストラクターを送り出した実績があり、STOTT PILATESが公認しているインストラクターの資格は国際的に有名な資格です。

STOTT PILATESはリハビリや怪我の回復にも効果があることが特徴です。
そのため、資格を取得することでプロのアスリートからリハビリが必要な患者様など、幅広い顧客に指導することができるようになります。

資格を取得するために実務経験などは求められていませんが、筆記試験と実技試験を両方受ける必要があります。
日本で受験する場合、STOTT PILATESの対策をおこなっているスクールに通い、知識とともに経験を積むことがおすすめです。

クラブマネジメント

近年、コロナ禍による健康志向の高まりや在宅勤務の普及に伴うフィットネス需要の拡大が影響し、フィットネスクラブの店舗数が急激に増加しています。
「フィットネスクラブ・スポーツジム」業界動向調査(2024年度)によると、2015年から2024年の10年間で店舗数を約2.3倍に増やしており、今後も増加傾向にあると言われています。

事業の拡大により、指導をおこなうインストラクターはもちろん、クラブを経営面から支える能力を持つ人の需要が高まっています。

④フィットネスクラブ・マネジメント技能検定3級

フィットネスクラブ・マネジメント技能検定試験」は、厚生労働大臣より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受けて、一般社団法人日本フィットネス産業協会が実施する国家検定です。
合格することで、3級・2級は指定試験機関から、1級は厚生労働大臣からの合格証明書を与えられます。

3級は16歳以上ならだれでも受験可能で、実務経験の有無は求められていません。
また、全国のテストセンターで受験できるCBT方式と、指定された地域で受験可能な紙試験方式のどちらかを選ぶことができます。

3級は店舗運営等の基礎を理解していることが合格の目安になっています。
フィットネスクラブ経営の基礎を身に付けたい方、就職を考えている方におすすめの資格です。

スポーツ栄養士

スポーツ栄養士とは、プロからアマチュアまでのアスリートのパフォーマンス向上や健康維持を、栄養面から支える仕事になります。

基本的にスポーツ栄養士になるためには、管理栄養士の資格を持っていることが求められます。
管理栄養士になるには大学や専門学校、管理栄養士養成施設にて学び、国家試験に合格する必要があります。

そこで本コラムでは、専門的な学校に通っていない方でも取得することができる資格をご紹介します。

⑤スポーツフードアドバイザー

スポーツフードアドバイザー」は、アスリートの栄養管理に必要な専門知識を持つアドバイザーであることを証明する資格です。

子どもから大人まで対応できる知識を身に付けることができるため、スポーツ選手だけではなくその関係者の方にも活かすことができます。

当資格試験は専用のカリキュラムを受講することが条件で受験することができます。
1日30分、3ヶ月が資格合格の目安に設定されているため、授業や部活、バイトとも両立しながら無理なく資格の取得を目指すことができます。

⑥アスリート栄養食インストラクター

アスリート栄養食インストラクター」は、日本インストラクター技術協会が認定している資格です。
スポーツ選手に必要な栄養素や競技特性に合わせた食事の考え方、サプリメントの使用方法などを十分に身に付けた方に与えられます。

受験に当たって必要な条件は無く、在宅でいつでも受験可能であることから、どなたでも受けやすい資格であることが特徴です。

資格取得後は、アスリート栄養食インストラクター®として、自宅やカルチャースクールにて講師活動をすることができます。
アスリートの食生活に関する幅広い知識を学ぶことができるため、ジムのインストラクターやクラブのコーチを目指している方にもおすすめの資格です。

部活動指導員

部活動指導員とは、部活動において顧問の代わりに指導をおこなう人のことです。

部活動は、競技経験のない教員が指導する必要があること、教員の長時間勤務の原因であるなど、活動の在り方が問題視されてきました。
そこで、2017年に学校における働き方改革の一環として制度化された職が部活動指導員です。

2023年には休日における部活動の段階的な地域移行がはじまったことから、部活動指導員の担う役割はますます大きくなっています。

⑦学校運動部活動指導士

学校運動部活動指導士は、学校部活動においてスポーツの楽しさを伝える地域指導者です。

先ほど職業の説明として、2023年には休日における部活動の段階的な地域移行がはじまったと記載しましたが、
指導者の不足や学校や地域との連携が不十分であるなど、円滑に移行しているとは言い難い状況にあります。

そこで、学校や地域が求める運動部活動指導者の即戦力として自身を証明することができる資格が、学校運動部活動指導士です。

資格取得までの流れとして、以下の3つのステップが求められます。
①映像教材を視聴し学校運動部活動指導士C級検定に合格する
②2日間の講習会に参加し、レポート課題(1,500~2,000字)に合格する
③学校運動部活動指導士A検定に合格する

学校運動部活動指導士は、満20歳以上ならだれでも講習会に参加でき、受講期間は2日間、受講料も30,000円ほどであることから、
資格取得までのハードルが低い点が一つの特徴です。

まとめ

スポーツ業界には数多くの仕事があり、その分資格の数も沢山あります。
今回ご紹介した資格の他にもたくさんの資格があるため、ぜひ興味のある仕事に関する資格を調べてみてください。

また、本コラムでご紹介した資格は、受験ハードルが低く学業と両立しながら資格取得を目指すことができます。
資格の取得を通じて、スポーツ業界への扉を開きましょう。

大切なことは、資格の取得はゴールではなくスタート地点だということです。
資格取得に向けて学んだことを活かして実践経験を積み、より自分のスキルを高めていきましょう。

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