【インターンシップ】斬新さは必要ない⁉企画立案課題の攻略法!

 近年、インターンシップは就職活動の必須イベントとなり多くの学生がインターンシップに参加しています。 インターンシップは数日間の短期インターンシップから1年程度の長期インターンシップまでさまざまです。その期間内でよく実施されるのが「企画系」や「新規事業立案系」のインターンシップです。 「〇〇社の商品を活用して地域活性化につながるイベントを企画してください」「高齢社会に対応する新規事業を考えてください」などの課題が出され、数人のグループで、作業をし最終日にプレゼンをする流れになります。 インターンシップではよく行われるものですが、このようなワークが得意で自信がある学生は少ないでしょう。 そこで今回は、インターンシップで「企画系」や「新規事業立案系」の課題が出たときの攻略法を解説します!

インターンの種類:企画立案系のインターンはどのタイプ?

インターンシップには主に3つの種類があります。

1Dayインターンシップ

説明会が主体であり、説明会後ちょっとしたワークショップや社員座談会、現場見学などが設けられています。

エントリーのみで選考なしの場合がほとんどで、企業は自社の認知向上や業務内容理解に重きを置いている場合がほとんどです。

2~5日グループワーク型インターン

2〜5日間の短期間で会社説明や現場見学等を行ったあと、課題が出されグループで解決案を考え最終日にプレゼンする形のインターンです。

本コラムでメインとなる企画立案系の課題はこのタイプのインターンシップで多く出されます。

近年増加している選考直結型インターンシップでは、これらのグループワークで学生の能力を見定め、選考に活用するので対策が必要です。

1か月以上 本格的インターンシップ

1か月〜1年程度の長期間行われるインターンシップです。

実際の業務に近い内容を体験しながら、スキルや社会人としての基本的な能力を身につけることができます。

ほとんどがインターン参加するための選考が設けられており、強い志望度が必要になります。

企画立案系のインターンシップはなぜ多い?

企業側の視点に立つと、インターンシップとは「入社後活躍できる優秀な学生と接点を持つ」「学生の能力を見極める」ことを目的として実施します。

そのため、インターンシップの内容も学生の能力を見定めることができる内容になります。


企画立案系の課題は、正解のないなかで答えを出すことが求められます。また、グループで作業を行う場合はコミュニケーション能力や調整力、遂行能力など学生の様々な能力を見ることができます。


したがって、2〜5日程度のインターンシップだと企画立案系の課題が出されることが多くなるのです。

ポイント:企業が見ている部分とは?

では、企画立案系の課題が出された場合どのようなことに意識して取り組むとよいでしょうか。

①理にかなっているか

企画立案系の課題が出されると、「斬新なアイディアを出さなくては」とみなさん考えると思います。

もちろん、斬新なアイディアを考えることも重要な要素ですが、それ以上に大切なのが「理にかなっているか」です。


企業は、課題を通して学生が論理的な思考ができるかを見ています。

実際、仕事でどれだけ斬新なアイディアを出しても、実現性が低いものだと評価されません。採用後のことを考え、どれだけ実現性のある論理的な提案ができているかを重視して評価しています。

②思考体力

思考体力とは物事を具体的に考え続ける能力のことです。

クリエイティブな作業を長時間続けることは、それなりに体力が必要になります。

最初はやる気があっても、時間の経過とともにパフォーマンスが落ちてしまう思考体力切れにならないように注意が必要です。

特に、「考えが煮詰まってしまってよくわからなくなってしまった」こんな経験は誰にもあると思います。そういった時にどう切り返して、グループワークや思考を続けるのかがポイントになります。

②対人力

仕事に対人スキルは必須です。グループワークの場合は対人力が注目されるポイントの一つになります。

注意点としては、「自分が中心となってどんどん話して進めていこう」と過剰に考えないことです。

言葉数=評価につながるわけではありません。企業は、いかにチームの仲間と協力し課題解決に向けて話し合うことができるかを見ています。自身の役割を見極めながら、的確な言葉やコミュニケーションが取れることを意識して取り組みましょう。

攻略法

①フィードバックをこまめにもらう

インターンシップの期間中は、近くに社員がいて適宜質問や相談ができる場合がほとんどです。また、一日一回メンターと呼ばれるサポート社員と話をする時間が設けられている場合もあります。

このような場合、こまめにフィードバックをもらい完成度を高めるようにしましょう。


フィードバックをもらうことで、方向性のズレを確認することができます。また、フィードバックを通して、相手(企業)が求めていることを確認しながら合わせていくことができます。


特に、ひとりで課題の作業を行っている場合などは、フィードバックを通してアウトプットをすると自分の考えがクリアになるメリットがあるので積極的に行いましょう。

②業界・企業研究をしておく

課題の多くはその企業や企業の属する業界に関する企画立案や課題解決になります。

事前に業界や企業の研究をして、知識を入れておくとよりスムーズに取り組むことができます。

また、最終的なアウトプットもより実現性の高いものになり担当者の評価につながるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、インターンシップでの企画立案系の課題攻略法を解説してきました。

インターンシップは企業によって様々で、内容も実施形態も大きく異なります。しかし、企業が学生に対して注目している点は基本的に大きく変わりません。

ぜひ記事を参考に、課題に取り組んでみてください。


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