【スポーツビジネス アリーナMap】

現在日本でスポーツアリーナの建設ラッシュが起きていることを、皆さまはご存じでしょうか。 最近では、船橋市のLaLaアリーナや、長崎市の超巨大複合型施設である長崎スタジアムシティが新たに開業し、大きな話題となっています。 今後も多くのスポーツアリーナが全国に開業予定で、スポーツアリーナの新設は日本中が注目している話題と言うことができるでしょう。 本コラムでは今後開業予定である要注目なスポーツアリーナマップを作成し、それぞれがどのような特徴を持っているかまとめていきます。ぜひ最後までご覧ください。

①旭川スポーツパーク・アリーナプロジェクト

・「まちのミライ」が企画
・2030年のオープンを計画
・商業施設やカフェ、レストラン、交通のハブの機能も備える

建設理由

・旭川大雪エリアの地域課題解決が目的、スポーツ振興と地域活性化に貢献
・旭川市内の花咲スポーツ公園が第一候補地
・民間民営で世界基準のスポーツ・コミュニティパークを整備する計画
・旭川市は人口32万人で北海道で2番目の規模を誇る都市
・旭川空港やJR旭川駅からのアクセスも良く、スポーツイベントやコンサートによる経済活性化の大きな可能性がある。

みどころ

・バレーボールSVリーグの本拠地初の完全民営

②トヨタアリーナ東京

建設理由

・豊田章男社長「トヨタのバスケットボールチーム「アルバルク東京」の新しいホームでもありますが、さまざまな競技の聖地になっていってほしい」「パラスポーツや、競技人口が少なかったり、知名度が低くまだまだファンやサポーターが少ない競技などの力にもなっていければと思っています。」

みどころ

・国内最高精細のセンターハングビジョンと国内アリーナ初の2層のリボンビジョン
・たくさんのホスピタリティエリア 例)プレーヤーズラウンジ…コートへ向かう選手の通路に隣接し、選手を間近で感じられる特別なエリア

③川崎新!アリーナプロジェクト

・当初計画から2年遅れの2030年開業目標
・川崎ブレイブサンダースのホームアリーナになる予定

建設理由

・Bリーグ試合開催時に約10,000人を収容できる新アリーナおよび宿泊施設、飲食施設、公園機能等を備える商業施設を含む複合エンターテインメント施設の建設・開業を目指す
・アリーナを核としたまちづくりへの共同検討
・地域との連携を強化しながらアリーナ周辺エリアの賑わいをつくり、官民連携して街全体を盛り上げることを目指す

みどころ

・持続可能な開発目標(SDGs)の観点から、最新の環境技術、再生エネルギー等の利活用等を検討し、建築計画立案を行う予定
・空港からのアクセスが抜群な川崎で、国内外からあらゆるジャンルのエンターテインメントを集結させた新しい街づくりに期待が寄せられている

④IGアリーナ

・「可能性を超えていけ」がコンセプト
・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の移転新築によって建設された
・名城公園駅を出てすぐ、名古屋城も近く 愛知県の名古屋市名城公園内に建設

建設理由

・1964年に建てられたドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の施設老朽化ととともに、現代において規模や機能がスポーツの国際大会を開催するための国際水準を満たしていないため

みどころ

・着席収容15,000人の世界トップクラスのアリーナ アジアを代表するスポーツや文化の拠点を目指す
・県民利用の促進による地域のスポーツ・文化の活性化、テクノロジーのオープン化による新たな産業の創出など、地域と共生し地域と共に成長するアリーナに
・ストレスフリーなキャッシュレスやモバイルオーダー等のスマートアリーナ(https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_01442/
・スイートルームやラウンジなどホスピタリティエリア
・名城公園とのバランス調和を図った樹形アーチに包まれたアリーナ

⑤GLION ARENA KOBE

・神戸ストークスの新ホームアリーナ
・2025/4/5に初の試合??
・三社企業が手を組む民設民営のアリーナプロジェクト

建設理由

・次世代に誇れる故王べのランドマークプロジェクトを推進
・アリーナ周辺にも日常に賑わいが生まれる地域活性化への貢献と社会課題解決型アリーナの創出
・神戸市内の人口流出を救う(https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01072/00005/

みどころ

・日本初の270度海に囲まれた水辺のアリーナ
・日本初の劇場型パーク
・アリーナとの一体運営で賑わいづくりに取り組む
・アリーナだけではなく屋外でもイベントを行うことで、365日にぎわうパークエリアに
・外観デザインは、阪神・淡路大震災から30年の節目に開業する本アリーナが「神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿」を表現している

建設理由

みどころ

まとめ

いかがでしたでしょうか。
新設予定のスポーツアリーナには、それぞれの建設される目的と特徴があることがわかります。
今回ご紹介した以外にも今後開業予定のスポーツアリーナは沢山あるため、自分の住む地域にもあるかどうか、ぜひ調べてみてください。

当サイトでは、スポーツビジネス・スポーツアリーナに関する記事をほかにも多数掲載しておりますので、併せてご覧ください。

PROSPOに無料会員登録する

無料会員登録していただいた学生の皆さまへは会員限定のお得な情報を配信いたします。