【就職活動】外資系とは??外資系企業の就活について徹底解説!!
皆さん、「外資系企業」をご存じでしょうか。 外資系企業と聞くと、「年収が高い」「英語力が必須」「実力主義」などのキーワードを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 就活生にとって人気の高い外資系企業は、外資就活などと呼ばれ、一般的な就活と区別されることがよくあります。 本コラムでは、外資系企業の就職活動について詳しく解説していきます。 ・外資系企業の概要を知りたい ・外資系企業に向いている人、活躍できる人の特徴を知りたい ・外資就活するためのに必要な準備やスケジュールについて知りたい 以上のような方にオススメのコラムとなっております。
1.外資系企業とは何か
外資就活などと区別される外資系企業とは一体なんなのでしょうか。
経済産業省の外資系企業動向調査(2020年)によると 「出資比率10%以上の外国人株主がおり、株式全体の3分の1を外国人投資家・外国法人が所有する企業」が外資系企業であるとしています。これらの企業において、明確な定義はありませんが、その中でも、「外資系企業」は大きく以下の3タイプに分けられます。
①外国企業が日本に現地法人として100%子会社を設立している「日本法人タイプ」
②外国企業が同業界、同業種の日本企業と合弁会社を設立している「合弁タイプ」
③外国企業が日系企業の株主の大部分を取得している「外国企業そのものタイプ」
要約すると、外資系企業とは「一部もしくは大部分が外国資本で成り立っている企業」のことをいいます。
2.外資系企業の選考スケジュール
3.外資系企業に向いている人・活躍できる人の特徴
外資系企業は日系企業とは異なる特性を持つ企業です。
よって、外資系企業に向いている人や活躍できる人には、いくつかの特徴があります。
以下では、その特徴について解説します。
3-1.自主性の高い人
外資系企業では年齢や性別、入社年次に関係なく、発言やアイデアを求められることがあるため、自分で考えて自ら行動を起こすことが求められます。
また、外資系企業では企業側が社員の業務や目標を管理することは少ない傾向にあるため、自分自身で成果を出すためにすべきことや今後の目標を設定し、主体的に努力することができる人が向いています。
3-2.自己主張が出来る人
外資系企業では自分の意見を持ち、はっきりと言語化して主張できる人が求められます。
日系企業では自分のアイデアが合っても上司や先輩に遠慮してしまい、目立つことを避ける傾向がありますが、外資系企業は個人重視の働き方であり、評価されるのも個人単位のため、自分を積極的にアピールしないとほかの社員に埋もれかねません。
人的流動性も日系企業に比べて激しく、本人の実力や意思次第で雇用期間が変わるため、主張すべき場面で自己主張できる人が求められます。
3-3.効率的かつ合理的に仕事が出来る人
外資系企業は合理性を重んじている傾向があるため、成果を出すための論理的思考が求められます。業務において、短時間で端的に問題と解決策を編み出し、自分なりの工夫で業務を効率的に進め、素早く成果を出す必要があります。効率よく業務を進めることで、高い成果を出すことができ、企業の利益に貢献することができます。
このほかにも、英語が堪能であること、コミュニケーション能力が高いこと、企業分析が出来ることなど、外資系企業に向いている・活躍できる人の特徴はいくつかあります。
エントリーシートや面接で自己PRをする際には、以上のような点を意識しながら、取り組むとよいでしょう。
4.外資系企業のメリット・デメリット
外資系企業にはそれぞれメリット・デメリットが存在します。
以下でそのメリット・デメリットを紹介します。
4-1.外資系企業で働くメリット
外資系企業で働くことのメリットは大きく分けて3つあります。
1つ目は、年収が高い傾向にあることです。
日系企業に比べて外資系企業は、平均10%~20%ほど年収が高いといわれています。(2022年時点)
これは、個人の成果に合わせて年収が決まるという傾向が強いことが理由にあります。
個人主義や成果主義の外資系企業において、成果次第で給料が上がることは少なくありません。
2つ目は、若手への裁量が大きいことです。
前述した通りですが、外資系企業は個人主義・成果主義の傾向が強いです。
若手であっても、個人の成果によっては入社時から高次のポジションを任されることも珍しくありません。
日系企業によくみられる「年功序列」の考え方が薄い外資系企業は、自身の能力を活かしてバリバリ仕事をしたい人にとって良い環境と言えるでしょう。
3つ目は、男女平等に出世の機会が与えられていることです。
外資系企業は、性別による出世機会の差がありません。
若手への裁量が大きいように、男性女性関係なく、出世の機会があります。
外資系企業は、自身の能力や実績を正当に評価してもらえる環境が整っているため、意欲的な人や実力のある人にとってはモチベーションが高まる、やりがいを感じやすい環境と言えます。
4-2.外資系企業で働くデメリット
外資系企業で働くことのデメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、「UP or DOWN」という考え方があることです。
「UP or DOWN」というのは、昇進するか会社を去るかという、外資系のシビアな雇用環境を表した言葉の例えです。
外資系企業は、個人主義・実力主義であるがために、意欲の低い人や能力の低い人は出世の機会を失いやすい傾向にあります。
そのため、雇用が不安定な場合があります。
しかし、これらは社風に依存するものなので、必ずしもそうとは限らないということに注意しましょう。
2つ目は、仕事「量」に対して給与が少ないことがあることです。
一般的には、外資系企業は高収入であると言われていますが、少数精鋭の環境である場合が多いことから、1人当たりの仕事量が多くなり、仕事量に対して給与が少ないという意見を持つ人もいるようです。
また、外資系企業の中でも職種によって給与が異なることもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
就職活動における外資系企業の概要について解説してきました。
外資系企業の特徴やメリットなどについて理解できましたでしょうか。
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