【新卒採用】就活生必見!履歴書の書き方を徹底解説!

 みなさんは履歴書を書いたことがありますか。 「アルバイトの面接時に提出が求められ書いたことがある」という方も多いでしょう。 しかし、就職活動における履歴書はその後の選考を大きく左右する書類であり、確認すべき点・注意すべき点がたくさんあります。 今回は、履歴書を書く時のポイントや注意点を解説します。

履歴書とエントリーシート(ES)は何が違う?

履歴書は、氏名・住所・連絡先等の基本的な個人情報に加え志望動機、自己PRなどいくつかの項目から構成されている書類です。履歴書に記載の情報は多くの場合、人事データとして入社後も保管され、公的な書類として扱われます。

一方のエントリーシート(ES)は、採用選考において参考となる書類です。基本的な個人情報に加えガクチカや長所・短所などの項目を企業指定のフォーマットに記載し提出するものになります。

エントリーシートの詳細や書き方のポイントなどは下記の記事にまとめてありますので、こちらの記事と併せてご一読ください。

【新卒採用】エントリーシートって何?履歴書の違いと書き方を解説
詳しくはこちら➡https://prospo.jp/column_detail/?id=442

履歴書のフォーマットは?

「就職活動 履歴書」と検索すると様々なフォーマットの履歴書がダウンロードできます。では、どのフォーマットを使用すればいいでしょうか。

企業からフォーマットの指定がない場合は、基本的に大学指定の履歴書を使うことをおすすめします。新卒採用に特化したものになっており必要な項目はすべてそろっています。

もし学校指定の履歴書がない場合は、厚生労働省のサイトにあるフォーマットをダウンロードして使用することをおすすめします。

●厚生労働省履歴書様式
Excel版:フォーマットはこちら
PDF版:フォーマットはこちら

項目別 履歴書の書き方

ここからは、履歴書を作成するときのポイントや注意点を項目別に解説していきます。

基本情報の書き方

1,日付は提出日かその前日を記入

2,証明写真の裏面に氏名と学校名を記載
履歴書では一般的に「縦40ミリ×横30ミリ」の証明写真の貼り付けが必要です。事前に就職活動用の証明写真を準備しておきましょう。そして証明写真を貼るときに裏面に氏名・学校名を記載しておきましょう。記載を忘れると、証明写真が履歴書から取れてしまった場合に誰の写真かわからなくなってしまう可能性があります。

3,「ふりがな」のときはひらがなで、「フリガナ」のときはカタカナで記入

4,住所は都道府県名からマンション名までを省略しない

5,日常的に確認するメースアドレスを記入
おすすめは大学のメールアドレスです。または、就職活動用に新たにメールアドレスを作成するのもいいでしょう。日常的にアプリや会員登録などに使用しているメールアドレスは、趣味や広告メール等と企業からの連絡か混同してしまう可能性があるためおすすめできません。

学歴・職歴の書き方

1,学歴は中学校卒業から記入
学歴は中学校卒業から現在までを記入します。大学・大学院卒業も「卒業見込み」や「修了見込み」として記入することを忘れないようにしましょう。

2,学校名は省略せず正式名称で記入
「高校」→「高等学校」など正式名称で記入しましょう。また、「●●県立~」や「私立~」などの記入も忘れないよう注意してください。

3,西暦か和暦かどちらかに統一
学歴・職歴欄には、年月を記入する欄があります。「20××年3月」の西暦表記か「平成・令和×年」の和暦表記か基本的には自由ですが、履歴書内では統一して記入しましょう。

4,職歴にアルバイトは含まない
職歴欄は正社員として働いた経験がある場合に記載が必要となります。したがって、新卒採用の場合は基本的に「なし」と記入して問題ありません。

趣味・特技・資格の書き方

1,資格名称は正式名称で記入
資格名称は正式名称で記入しましょう。「普通運転免許」→「普通自動車第一種」など常用している名称と正式名称が異なるものも多々あります。資格記入の際は、一度正式名称を確認してから記入するように注意しましょう。

2,取得の古いものから順番に記入
自分がアピールしたい資格を目立つように一番上に書いてしまうことがないように気を付けましょう。

3,勉強中の資格も書いてOK
現在、取得に向けて勉強中の資格も記入してOKです。その場合は、「取得見込み」「合格に向けて勉強中」と記入するようにしましょう。

志望動機・自己PRの書き方

1,結論を最初に述べる
わかりやすく簡潔な志望動機・自己PRにするために結論は最初に述べることを心がけましょう。志望動機であれば「私が御社を志望する理由は~です」、自己PRであれば「私の強みは~です」のような文言からスタートしましょう。

2,結論の裏付けとなるエピソードを書く
最初に述べた結論の裏付けとなるエピソードを簡潔に書きましょう。結論と理由となるエピソードの因果関係が論理的であるかどうかは採用担当者も注目している点です。しかし、自分で確認すると適切に判断できない可能性もあるので、一度作成したら第三者に読んでもらい、簡潔で論理性があるかを確認してもらうことをおすすめします。

その他、自己PRの書き方の詳細やポイントは下記の記事で解説しているので、こちらの記事と併せてご一読ください。

【新卒採用】自己PRは何を書けばいい?自分を最大限アピールする履歴書とは
詳しくはこちら➡https://prospo.jp/column_detail/?id=438

まとめ

いかがだったでしょうか。

企業が一番最初に学生を判断する材料は履歴書になります。つまり履歴書の書き方ひとつで採用担当者の印象も大きく変わる可能性があるため、少しでもいい履歴書になるように努力しましょう。

今回の記事を参考に、よりより履歴書を作成してみてください。

当サイトでは、ほかにも就職活動、スポーツビジネスに関する記事を多数掲載しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。

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