【新卒採用】就活に成功する企業研究のやり方を解説!

 みなさん、就職活動を始める前にどの程度「企業研究」を行っているでしょうか。企業の選考に参加するには、企業研究を通して自分と企業がマッチしているか入念に考える必要があります。 しかし、多くの方にとって人生初めての就活活動となる新卒採用では、企業研究をよくわからず進めてしまう方も多くいます。自分が希望するキャリアを実現させるために、しっかり企業研究し自分とマッチした企業を見つけましょう。 そこで今回は、就職活動に成功する企業研究のやり方をご紹介します。

なぜ企業研究が必要なの?企業研究の目的とは

就職活動においてなぜ企業研究が必要なのでしょうか、目的は2つあります。ひとつは、「業界の中から志望企業を絞り込むため」もうひとつは、「よりよい志望動機を作成するため」です。

どの業界も業界内に企業は何社もあり、それぞれの企業で職場環境や社風は全く異なります。つまり、膨大な企業の数から自分とマッチする企業を見つけ出す作業が企業研究と位置づけできるでしょう。

また、企業をよく研究しておくことで、より熱意が伝わり、説得力のある志望動機になります。そして面接もスムーズな受け答えができるでしょう。

どちらの目的もとても重要であり、しっかりと企業研究を行った上で本格的に説明会や選考に参加しましょう。

企業研究はいつからはじめるといい?

企業研究は実際にいつごろから始めるといいでしょうか?

ずばり、卒業前年次(大学3年生)の6月~2月ごろ、インターンシップと並行して行うのがいでしょう。

卒業前年次(大学3年生)の3月ごろから就職活動が本格化し、説明会や選考など忙しくなるためそれまでに企業研究を終わらせておくことが理想です。

しかし、就職活動途中に志望する業界や職種が変更することもあるでしょう。その場合はもう一度企業研究をやり直して志望企業の絞り込みをしましょう。

何を調べればいいの?

企業研究を始める前に

企業研究を始める前に、企業研究ノートを作ってみましょう。

企業研究ノートには、各企業の調べた情報や、その企業の強み・弱みなどを書き出します。最終的に調べた情報をもとに、比較できるようにしておくことで、より確実に業界研究ができます。

1,会社概要・基本情報

まずは、会社の基本情報を調べましょう。企業名、従業員数、住所、資本金など会社概要に記載の事柄を一通り書き出してみてください。また、企業理念や福利厚生も重要な要素の一つです。これらも漏れなく調べ、書き出してみてください。

【書籍を活用しよう】
会社概要・基本情報を調べるには、複数の出版社が発刊している「業界地図」と呼ばれる書籍を活用することもおすすめです。

2,業界での位置づけを分析する

その企業の業界内での位置づけを分析しましょう。業界最大手なのか、中堅・小規模なのか、業界のシェア率や提供する商品・サービスの価格帯など様々な側面からその企業の位置づけを分析してみてください。しっかり分析することができると、その企業の将来性や現状・課題が見えてきます。

3,他社との違いを分析する

ここまで調べた情報をもとに、どのような部分に優位性があるのか、どのような魅力があるのか、その企業の強み・弱みを書き出しましょう。他社のと違いを分析することで、なぜその企業がいいのかがより明確になります。

4,OB・OG訪問で実際の社風を体感しよう

企業研究を行い、気になる企業があればOB・OG訪問で企業に実際行ってみることもおすすめします。

実際に働いている方に、インタビューすることでより企業への理解が深まるでしょう。

5,求めるポイントと重視しないポイントを決めて志望企業を選択しよう

最後に、企業研究した企業を比較し、どの企業の選考に参加するか考えましょう。自分が重視するポイントとそうでないポイント(例:転勤は絶対にしたくない、土日は必ず休みたい、小規模の企業で自分を成長させたいなど)を考えて最終的に選択してみてください。

まとめ

いかかでしたか。

よりよいキャリアを築くために、企業研究は非常に重要です。企業選びの際は、たくさんの情報を整理しながら、自分が求めていること、重視していないことをよく考えながら行ってみてください。

当サイトでは、ほかにも就職活動に関する記事を多数掲載しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。

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