【最新】話題の新設スポーツアリーナを徹底調査‼
皆様は、スポーツ観戦に行ったことがありますか。スポーツ観戦に行くとまず目に入るのは、試合が行われるスポーツアリーナです。 現在多くのスポーツアリーナが新設されていることをご存じでしょうか。 最近新設されたアリーナには、今までにないような施設や大きさのものが多くあり、それぞれの特徴に驚く人が続出しています。 本コラムでは、最近話題の新設アリーナを深堀していきます。ぜひ最後までご覧ください。
新設アリーナの「建設ラッシュ」
では、どうして新設アリーナの建設が盛んに行われているのでしょうか。
これには、国が行う政策が大きく関係しています。
スタジアム・アリーナは、野球やサッカー、バスケットボールなどの試合を行うことにより、定期的に数千人〜数万人を集客できる施設となります。そのため、地域経済の活性化をはかり、新設アリーナの建設に国が交付金を出しているのです。
こうした国と自治体のニーズが一致し、新設アリーナが続々と建設されているのです。
新設アリーナの建設ラッシュについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
最近完成した新設アリーナ
エスコンフィールドHOKKAIDO
2023年度にオープンしたエスコンフィールドHOKKAIDOは、プロ野球チームの「北海道日本ハムファイターズ」がホームとする大型スタジアムです。球場であるエスコンフィールドHOKKAIDOと周辺エリアを含めて、北海道ボールパークFビレッジという名称がつけられています。
野球観戦といえば、指定されたエリアで観戦を行うのが一般的です。しかし、エスコンフィールドHOKKAIDOには立見席があり、座席のない入場券のみを購入し、好きな場所から好きなタイミングで観戦を楽しむことができます。
入場券は800〜1,200円なので、グルメを目当てとしたファンや毎日観戦に訪れたいファンの獲得に大きく貢献していると考えられます。
エスコンフィールドHOKKAIDOの周辺には、子供用の野球場やドッグラン、グランピング施設などがあります。そのため、試合がない日にもボールパークを満喫することができます。
(引用:https://www.fighters.co.jp/news/detail/202300361471.html)
長崎スタジアムシティ
長崎スタジアムシティは、サッカースタジアムを中心に作られた、アリーナ・ホテル・商業施設・オフィス等の複合施設です。2024年10月に完成したばかりの新しい施設ですが、実際に訪れた人の驚きの声が早くもSNS上に上がり話題を呼んでいます。
今回は、その中でも注目したいポイントを4つに絞ってご紹介していきます。
スタジアムシティの中心にあるのが、V・ファーレン長崎のホームスタジアムとなる「ピーススタジアム」です。ほかのスタジアムにはない、ピーススタジアムならではの特徴は、ピッチと客席の距離が近いということです。距離は規定ギリギリまで近づけた5mで、臨場感や迫力をダイナミックに感じることができます。
また、試合がない日にも開放されているため、イベントがない日にも公園感覚でスタジアムを訪れることができます。
ピーススタジアムのすぐそばに建っているのが、「スタジアムシティホテル長崎」です。STADIUM VIEWと呼ばれる、スタジアムを一望することができる客室があります。実際に宿泊した方によると、「客室に観戦スペースがついているような感じ」であるといい、ベランダに置いてあるソファに座りながら、試合を見ることができます。
スタジアム内には、クラフトビールの醸造所があります。
試合の観戦中にできたてのビールを楽しむことができるのは、他では味わえない至福の時間になるのではないでしょうか。
また、スタジアムと同様試合がない日にも空いているため、いつでもクラフトビールを楽しむことができます。
スタジアムシティ内で楽しめるスポーツはサッカーだけではありません。
Bリーグに所属している「長崎ヴェルカ」がホームとするハピネスアリーナがあります。
ハピネスアリーナの特徴は、今までのアリーナにはない斬新な設備があることです。
コース料理を楽しみながら個室で観戦できる「VIP BOX」や、選手の練習を間近で見られるクラブハウスなどがあります。
大きな照明や音響が充実した、エンターテインメントのあふれる空間となっています。
このように、長崎スタジアムシティは魅力あふれる複合施設があり、実際に訪れた人からは、スタジアムやアリーナだけではなく、周辺施設丸ごとが素敵なつくりであるという声があがっています。
今後新設予定のスポーツアリーナ
川崎新!アリーナプロジェクト
川崎ではアリーナ新設に向けた、「川崎新!アリーナプロジェクト」が進んでいます。
羽田空港から電車で約13分とアクセスの抜群な京急川崎駅に直結の、アリーナを中心にホテルなどを併設した複合エンターテインメント施設を建設予定です。
建設予定地面積の拡張が決定したため、最大想定収容人数は当初計画から5,000人増の15,000人規模になると計画されています。
完成次第すぐに川崎ブレイブサンダースがホームとして使用予定で、バスケットボール開催時の最大収容可能人数は12,000人程度であると予想されています。
「国内外からあらゆるジャンルのエンターテインメントを集結させる」という言葉の通り、アリーナと商業棟が一体となった複合エンターテインメント施設になる予定です。具体的には、バスケ試合時の練習場や最大2000人規模の音楽ライブを行えるサブアリーナ兼ライブホールや、ホテルに温浴施設、飲食施設などが備えられる予定です。
(引用:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2023/20231121HP_23100YM.html)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、新設アリーナの魅力を紹介していきました。
新設アリーナには、今までのアリーナにはない多くの施設やこだわりがあることがわかります。スポーツ観戦に行く際は、各スタジアム・アリーナの特徴に注目してみると面白いかもしれません。
当サイトでは、他にもスポーツビジネス・スポーツアリーナに関する記事を多数掲載しているため、ぜひ併せてご覧ください。
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